今期のマラソン、走るか、整えるか——2026-2027シーズンに向けて

健康ーマラソン挑戦

こんにちは、西風スマイルです。

58歳、サラリーマン生活もかれこれ40年。60歳での早期リタイア「FIRA60」を目指しながら、お金・時間・健康・好奇心・社会資本という「五つの富」について、あれこれ考えています。

今日は「健康」の話、というより、半分は道楽の話を。マラソンです。

2026年の秋から2027年の春にかけて、いわゆる今シーズンのマラソンと、どう付き合うか。気の早い話に聞こえるかもしれませんが、フルマラソンというのは、申込みのボタンを押した時点で、もう半分始まっているようなところがあります。

私の周りの、変態たち

まず、私のまわりの猛者たちを紹介させてください。愛を込めて、変態、と呼んでいます。

フルマラソンを年に6回走って、そのうち1回は100kmのウルトラまで走ってしまう人。
奈良マラソンに「ぜんざいを食べるため」に出る人——前回はPB(自己ベスト)を出す為、ぜんざいを食べそびれたから、今年こそ、とリベンジするらしい。
もう、わけが分かりません。
そして、「もう歳だから」とは言えない環境。
私より年上なのに、私のPBより速いタイムで、去年それを更新してしまう先輩たち。

そんな猛者たちに囲まれて、58歳——いや、もうじき59歳——でフルマラソンを走り、あわよくばPB更新まで狙おうという、欲張りなリーマンが、私です。

PBを狙うなら、半年前から逆算する

私の場合、自己ベスト(PB)を本気で狙うとなると、逆算しておよそ6ヶ月以上の準備が要ります。もちろん、ある程度のベースが出来ている前提での話です。

いきなり仕上がるような若い体ではないので、土台づくりから、ゆっくり積み上げていくしかありません。そして本番の2ヶ月前には、月間300〜350kmくらいは踏んでおきたい。

文字にすると簡単ですが、これがなかなか、口で言うほど甘くない。
週に何回走って、休みの日にどれだけまとめて距離を稼いで……と、頭の中でカレンダーと相談しているうちに、もう一週間が終わっていたりします。

夏は、走るための季節ではない

そして今は、梅雨。じきに夏です。正直に言って、関西の夏は、走るための季節ではありません。

朝の涼しいうちに、と思って起きても、もう生ぬるい空気が待っている。日中はそもそも論外で、走るというより、暑さをやり過ごしながら距離を「拾っていく」感覚に近い。

ここで悩ましいのが、PBに必要な月間距離と、夏の暑さとの折り合いです。無理をして熱中症になっては元も子もないし(胃がやられる)、かといって距離を落とせば、秋以降にツケが回ってくる。毎年このあたりで、自分との小さな攻防が始まります。

そんな中、今年はトレラン(トレイルランニング)を、トレーニングに取り入れようかと思っています。ロードの猛暑を避けて、涼しい山の中を走る。標高が上がれば、それだけで空気が変わりますし、木陰の道は、舗装路の照り返しとは別世界です。

ただし、いいことばかりではありません。トレランは上り下りの連続で、ケガのリスクも上がる。細い山道では、ハイカーさんとの接触にも気をつけないといけません。それに、トレランで鍛えた脚が、そのままロードのタイムに直結するわけでもないのです。使う筋肉も、走り方も違う。

それでも、暑さの中での気分転換として、マンネリの解消や、体幹を鍛えて足運びを良くする、という意味では、悪くない気がしています。

関西は、いい大会が並ぶ季節

関西には、秋から春にかけて、魅力的な大会がいくつも並びます。

11月の淀川の河川敷は、まだ暑さが残っていて、気温との勝負になる大会。同じ11月には神戸(こちらは、もう申込み済みです)、続いて福知山。12月には、奈良の山コース。年が明ければ京都、そして2月頃に大阪。春になれば琵琶湖、さらに、なにわ淀川マラソン、と続いていきます。

こうして並べてみると、ひとつのシーズンの中に、ずいぶん選択肢があるものだな、と改めて思います。全部に出るわけにもいかないので、どれを本命に据えるかが、夏のうちからの宿題になります。もっとも、人気の大会は、たいてい抽選なのですが。

参考までに、今シーズン気になっている大会を並べておきます。(日程・締切は年によって変わります。各大会の公式で、必ずご確認ください。)

  • 大阪淀川市民マラソン(暑さ勝負)…… 11月初旬ごろ
  • 神戸マラソン …… 11月中旬ごろ(申込み済み)
  • 福知山マラソン …… 11月下旬ごろ
  • 奈良マラソン(山コース)…… 12月中旬ごろ(先着順)
  • 京都マラソン …… 2月ごろ
  • 大阪マラソン …… 2月ごろ
  • びわ湖マラソン …… 3月中旬ごろ
  • なにわ淀川マラソン(暑さ勝負)…… 3月下旬ごろ(日程未定)

遠征か、近場か

琵琶湖や京都、奈良のように、前泊したほうがPBを狙いやすい大会もあります。当日の朝に長距離移動でバタバタするより、前の晩から現地に入って、ゆっくり整えてスタートラインに立つ。理にかなった作戦です。

ただ、近場には近場の良さがあります。交通費も宿泊代もかからないので、財布にやさしい。FIRA60を目指す身としては、これは地味に効いてきます。そして何より、前日の夜を、自分の布団で迎えられる。睡眠だけは、慣れないホテルのベッドでは、どうにもコントロールしづらい。歳をとるほど、ここが効いてくる気がします。

シューズは、悩みのタネでもあり、楽しみでもあり

ウェアやシューズといったアイテム選びは、マラソンの中でも、いちばん手軽で、気分が上がる部分です。新しいウェアに袖を通すだけで、不思議とやる気が出てくる。これは、認めざるを得ません。

ただ、カーボン入りの高価なレースシューズを履いたからといって、必ずタイムが上がるとは限らない。脚ができていなければ、宝の持ち腐れです。それは頭では分かっているのですが……それでも、最新式のシューズは、やっぱり一度は試してみたい。このあたりは、理屈ではないのでしょうね。

今期の本命は、たぶん大阪マラソン

気温と高低差、そして自宅からの近さ。この三つを天秤にかけると、今期の本命は、やっぱり大阪マラソンかな、と思っています。前泊もいらず、いつもの布団で眠れて、当日も落ち着いてスタートできる。条件としては、悪くない。

もっとも、本命を決めたところで、肝心なのは、そこに向けてどう仕上げるか、なのですが。
(もちろん、抽選に当たる前提の話です。)

タイムアタックという、思いどおりにならないもの

結局のところ、タイムアタックというのは、自分でコントロールできない要素が、多すぎるのです。体調、コンディション、練習量、そして当日の天気。このすべてが、たった一日に、うまく噛み合うかどうか。

「今回は行ける」と、6ヶ月前から自信を持って言えるのか。たいていは、言えません。むしろレースが近づくほど、「もっと練習しておけばよかった」という後悔が顔を出して、なんだかブルーな気持ちになる。スタートラインに立つ前から、半分しょげている。いったい何のために走っているのか、自分でもよく分からなくなる瞬間が、毎度あるのです。

それでも、挑戦あるのみ

今年は幸い、仕事は比較的落ち着いています。だからこそ、問題は、夏のトレーニングをうまく踏めるかどうか。ここが、今シーズンのすべてを左右しそうです。

でも、悩んでいる間にも、申込みはもう始まっている。考えるより先に、エントリーのボタンを押してしまった大会も、あります。

それでも、挑戦あるのみ。トレーニングをしながら、少しずつ整えていくだけです。今年がPB更新の年にならなかったとしても、挑戦すること自体に意味はある、と自分に言い聞かせています。

80歳でフルマラソンを完走する、という遠い目標もあります。そう考えれば、今シーズンも、その長い道のりの一年に過ぎない。……と、きれいにまとめたいところですが、まあ、まずは目の前の夏を、どう生き延びるか。話は、そこからですね。

あなたも、マラソン大会の申込みを「ポチ」として、非日常の一日を、楽しんでみませんか。

なぜ「80歳でフルマラソン」なのか。その理由は、こちらに書いています → もし、万能薬があったなら——58歳、運動への『信念』が揺らいだ日」

この「80歳マラソン」が、私の「五つの富」のどこから来ているのかは、こちらに → 五つの富——父のこと、友のこと、そして妻と眠った夜のこと」

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